肩関節の構造や疾患について~淡路のおすすめの整骨院MOIKIYA~
淡路のはりきゅう整骨院MOIKIYAです。
肩こり、肩関節周囲炎、五十肩など肩の疾患でお困りの方は多いかと思います。
今回は肩関節について詳しく書いていきたいと思います。
肩は肩甲骨と鎖骨と上腕骨の近位端で構成されます。
一般に肩関節は肩甲上腕骨関節のことを指す事が多いのですが、その他に胸鎖関節、肩鎖関節、肩峰下関節、肩甲胸郭関節などの関節も総称して肩関節と呼ぶこともあります。
肩峰下関節は肩甲骨の肩峰と烏口突起と上腕骨頭で構成され、間に肩峰下滑液包が存在します。
解剖学的な関節ではなく、関節のような動きがある機能的関節で、第2肩関節ともよばれます。
肩関節は肩甲骨と上腕骨頭が作る球関節で人体で最も可動域が大きい関節です。
しかし凹側の肩甲骨の関節窩が浅いため、凸側の上腕骨の骨頭は安定性に乏しい構造となっています。
そのため周囲の靭帯や筋肉・腱が安定性を高めて脱臼を防ぎ、滑液包が摩擦を低減し動きを助けています。
【肩関節に作用する筋】
肩関節に作用する筋は頚部、胸部、背側部、上腕部といった広範囲に存在します。
肩関節の前方挙上(屈曲)に作用する筋は大胸筋、三角筋、上腕二頭筋、烏口腕筋で関節の参考可動域は180°です。
この時前鋸筋による肩甲骨の前進(外転)も働きます。
肩関節の後方挙上(伸展)に作用する筋は三角筋、大円筋、広背筋、上腕三頭筋で関節の参考可動域は50°です。
肩関節の内転に作用する筋は大胸筋、大円筋、広背筋烏口腕筋、小円筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋で関節の参考可動域は75°です。
肩関節の側方挙上(外転)に作用する筋は棘上筋、上腕二頭筋、三角筋で関節の参考可動域は180°です。 この時前鋸筋や僧帽筋による肩甲骨の上方回旋も手伝います。
肩関節の内旋に作用する筋は大胸筋、三角筋、上腕二頭筋、肩甲下筋、大円筋、広背筋で関節の参考可動域は80°です。
肩関節の外旋に作用する筋は棘下筋、小円筋、三角筋で関節の参考可動域は60°です。
【肩甲骨に作用する筋】
肩甲骨の運動には挙上、下制、上方回旋、下方回旋、前進(外転)、後退(内転) があります。
肩甲骨の挙上に作用する筋は僧帽筋、肩甲挙筋、大菱形筋、小菱形筋があります。
肩甲骨の下制に作用する筋は僧帽筋、広背筋、小胸筋があります。
肩甲骨の上方回旋に作用する筋は僧帽筋、前鋸筋があります。
肩甲骨の下方回旋に作用する筋は大菱形筋、小菱形筋、小胸筋があります。
肩甲骨の前進(外転)に作用する筋は大胸筋、小胸筋、前鋸筋があります。
肩甲骨の後退(内転)に作用する筋は僧帽筋、大菱形筋、小菱形筋があります。
肩関節外転位90°の高さで上腕を前方へ移動させる動きを水平屈曲(水平内転)といい、関節の参考可動域は135°となります。
肩関節外転位90°の高さで上腕を後方へ移動させる動きを水平伸展(水平外転)といい、関節の参考可動域は30°となります。
【肩関節と上肢帯の連動】
肩関節の運動は上腕骨だけではなく、肩甲骨と鎖骨も連動して行われます。
肩関節の側方挙上(外転)のときは肩甲骨の上方回旋が連動することで30°以上の挙上が可能になります。
また90°以上になると上腕骨の大結節の位置を変えるために上腕骨の外旋も連動します。
肩関節の外転では上腕骨と肩甲骨の比率が2:1となり、これを肩甲上腕リズムと呼んでいます。
肩関節90°外転のとき、上腕骨の外転は60°、肩甲骨の上方回旋は30°となります。
【肩の主な疾患】
腱板断裂
肩峰下インピンジメント症候群
肩関節周囲炎
五十肩
石灰性腱炎
肩峰下滑液包炎
上腕二頭筋長頭腱炎
上腕二頭筋長頭腱断裂
変形性肩関節症
化膿性肩関節炎
野球肩
東淀川区淡路のはりきゅう整骨院MOIKIYA
■■□―――――――――――――――――――□■■ はりきゅう整骨院 MOIKIYA (もいきや)
【電話番号】 090-2286-8131 (ニーニーハローハイサイ♪)
【住所】 〒533-0032 大阪府大阪市東淀川区淡路5-11-26 ルネサンス1F
【アクセス】 阪急千里線淡路駅より徒歩6分 JR淡路駅より徒歩8分 阪急千里線下新庄駅より徒歩6分
【営業時間】 月・火・木・金/10:00~22:00 土/17:00~22:00 日・祝/15:00~22:00 ※最終受付時間は当日21:00まで
【定休日】 水曜
■■□―――――――――――――――――――□■■
TOP
淡路のはりきゅう整骨院MOIKIYAです。
肩こり、肩関節周囲炎、五十肩など肩の疾患でお困りの方は多いかと思います。
今回は肩関節について詳しく書いていきたいと思います。
肩は肩甲骨と鎖骨と上腕骨の近位端で構成されます。
一般に肩関節は肩甲上腕骨関節のことを指す事が多いのですが、その他に胸鎖関節、肩鎖関節、肩峰下関節、肩甲胸郭関節などの関節も総称して肩関節と呼ぶこともあります。
肩峰下関節は肩甲骨の肩峰と烏口突起と上腕骨頭で構成され、間に肩峰下滑液包が存在します。
解剖学的な関節ではなく、関節のような動きがある機能的関節で、第2肩関節ともよばれます。
肩関節は肩甲骨と上腕骨頭が作る球関節で人体で最も可動域が大きい関節です。
しかし凹側の肩甲骨の関節窩が浅いため、凸側の上腕骨の骨頭は安定性に乏しい構造となっています。
そのため周囲の靭帯や筋肉・腱が安定性を高めて脱臼を防ぎ、滑液包が摩擦を低減し動きを助けています。
【肩関節に作用する筋】
肩関節に作用する筋は頚部、胸部、背側部、上腕部といった広範囲に存在します。
肩関節の前方挙上(屈曲)に作用する筋は大胸筋、三角筋、上腕二頭筋、烏口腕筋で関節の参考可動域は180°です。
この時前鋸筋による肩甲骨の前進(外転)も働きます。
肩関節の後方挙上(伸展)に作用する筋は三角筋、大円筋、広背筋、上腕三頭筋で関節の参考可動域は50°です。
肩関節の内転に作用する筋は大胸筋、大円筋、広背筋烏口腕筋、小円筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋で関節の参考可動域は75°です。
肩関節の側方挙上(外転)に作用する筋は棘上筋、上腕二頭筋、三角筋で関節の参考可動域は180°です。
この時前鋸筋や僧帽筋による肩甲骨の上方回旋も手伝います。
肩関節の内旋に作用する筋は大胸筋、三角筋、上腕二頭筋、肩甲下筋、大円筋、広背筋で関節の参考可動域は80°です。
肩関節の外旋に作用する筋は棘下筋、小円筋、三角筋で関節の参考可動域は60°です。
【肩甲骨に作用する筋】
肩甲骨の運動には挙上、下制、上方回旋、下方回旋、前進(外転)、後退(内転) があります。
肩甲骨の挙上に作用する筋は僧帽筋、肩甲挙筋、大菱形筋、小菱形筋があります。
肩甲骨の下制に作用する筋は僧帽筋、広背筋、小胸筋があります。
肩甲骨の上方回旋に作用する筋は僧帽筋、前鋸筋があります。
肩甲骨の下方回旋に作用する筋は大菱形筋、小菱形筋、小胸筋があります。
肩甲骨の前進(外転)に作用する筋は大胸筋、小胸筋、前鋸筋があります。
肩甲骨の後退(内転)に作用する筋は僧帽筋、大菱形筋、小菱形筋があります。
肩関節外転位90°の高さで上腕を前方へ移動させる動きを水平屈曲(水平内転)といい、関節の参考可動域は135°となります。
肩関節外転位90°の高さで上腕を後方へ移動させる動きを水平伸展(水平外転)といい、関節の参考可動域は30°となります。
【肩関節と上肢帯の連動】
肩関節の運動は上腕骨だけではなく、肩甲骨と鎖骨も連動して行われます。
肩関節の側方挙上(外転)のときは肩甲骨の上方回旋が連動することで30°以上の挙上が可能になります。
また90°以上になると上腕骨の大結節の位置を変えるために上腕骨の外旋も連動します。
肩関節の外転では上腕骨と肩甲骨の比率が2:1となり、これを肩甲上腕リズムと呼んでいます。
肩関節90°外転のとき、上腕骨の外転は60°、肩甲骨の上方回旋は30°となります。
【肩の主な疾患】
腱板断裂
肩峰下インピンジメント症候群
肩関節周囲炎
五十肩
石灰性腱炎
肩峰下滑液包炎
上腕二頭筋長頭腱炎
上腕二頭筋長頭腱断裂
変形性肩関節症
化膿性肩関節炎
野球肩
東淀川区淡路のはりきゅう整骨院MOIKIYA
■■□―――――――――――――――――――□■■
はりきゅう整骨院 MOIKIYA (もいきや)
【電話番号】
090-2286-8131
(ニーニーハローハイサイ♪)
【住所】
〒533-0032
大阪府大阪市東淀川区淡路5-11-26 ルネサンス1F
【アクセス】
阪急千里線淡路駅より徒歩6分
JR淡路駅より徒歩8分
阪急千里線下新庄駅より徒歩6分
【営業時間】
月・火・木・金/10:00~22:00
土/17:00~22:00
日・祝/15:00~22:00
※最終受付時間は当日21:00まで
【定休日】
水曜
■■□―――――――――――――――――――□■■