足の関節の構造や疾患について~淡路の整骨院MOIKIYA
淡路のはりきゅう整骨院MOIKIYAです。
今回は特に捻挫の多い足の関節について詳しく書いていきたいと思います。
【足の関節の構造】
足は多くの骨や関節からなります。
骨を大きく分類すると趾節骨、中足骨、足根骨に分けられます。
趾節骨は足の指の骨の事で、末端の爪側から末節骨、中節骨、基節骨と呼びます。
母趾(第1趾)には中節骨が無く、5本の足趾で14個の骨になります。
基節骨に続くのが中足骨で5個の長骨になります。
中足骨に続くのが足根骨の内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、立方骨、その後に舟状骨、距骨、踵骨となり7個の骨になります。
この足根骨と下腿の脛骨と腓骨の遠位端で距腿関節と呼ばれる足関節を形成しています。
足は足根中足関節と横足根関節を境にして、前足部、中足部、後足部に分けられます。
足根中足関節はリスフラン関節と呼ばれ、中足骨と内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、立方骨で構成されます。
横足根関節はショパール関節と呼ばれ、踵骨と立方骨で作られる踵立方関節と、距骨と踵骨と舟状骨で作られる距踵舟関節を合わせたものをいいます。
【足アーチ(足弓)】
足の骨は足アーチ、足弓と呼ばれる土踏まずを作ります。
足アーチには内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3つがあります。
足アーチは足底腱膜や靭帯によって支持され体重の分散や衝撃の吸収などは特に内側縦アーチが重要となります。
内側縦アーチは踵骨、距骨、舟状骨、内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、第1~3中足骨で構成されます。
外側縦アーチは踵骨、立方骨、第4、5中足骨で構成されます。
横アーチは内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、立方骨、第1~5中足骨底で構成されます。
【足の筋】
足に作用する筋は下腿部から始まり足部で終わる外在筋と足部内にある内在筋に分類されます。
外在筋は屈筋支帯、伸筋支帯によって腱が骨から離れないようつなぎ止められています。
外在筋で足関節の背屈(伸展)に作用する筋に前脛骨筋、長趾伸筋、長母趾伸筋があります。
下腿の前面に位置します。
足関節背屈(伸展)の参考可動域は20°です。
外在筋で足関節の外返しに作用する筋に長腓骨筋、短腓骨筋があります。
下腿の外側に位置します。
足関節外返しの参考可動域は20°です。
外在筋で足関節の底屈(屈曲)に作用する筋に足底筋、下腿三頭筋、後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋があります。
下腿三頭筋は腓腹筋とヒラメ筋からなり、腓腹筋、後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋は足関節の内返しにも作用します。
下腿の後面に位置します。
足関節底屈(屈曲)の参考可動域は45°
足関節内返しの参考可動域は20°です。
内在筋で足趾の伸展に作用する筋に短趾伸筋、長母趾伸筋があります。
内在筋で足趾の屈曲に作用する筋に短趾屈筋、母趾外転筋、小趾外転筋、足底方形筋、虫様筋、短母趾屈筋、母趾内転筋、短小趾屈筋、小趾対立筋、底側骨間筋、背側骨間筋があります。
【足の変形】
足部の変形はさまざまなものがあり、変形が組み合わさっていることも多いです。
外反足:踵が外反している状態
内反足:踵が内反している状態
尖足:底屈(屈曲)している状態
踵足(鉤爪足):背屈(伸展)している状態
外転足:前足部が外へ向いている状態
内転足:前足部が内へ向いている状態
凹足:縦アーチ(土踏まず)が強くなっている状態
偏平足:縦アーチ(土踏まず)が低下、消失している状態
開張足:横アーチが消失し前足部が広がった状態
【骨端症】
成長期にみられる阻血性の骨壊死で多くは経過とともに骨組織が修復され再生しますが、変形を残す場合があります。
【足部の主な骨端症】
シーヴァー病:踵骨
ケーラー病:舟状骨
フライバーグ病:第2・3中足骨
足関節は捻挫の起こりやすい部位です。
東淀川区淡路でおすすめの整骨院をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。
■■□―――――――――――――――――――□■■ はりきゅう整骨院 MOIKIYA (もいきや)
【電話番号】 090-2286-8131 (ニーニーハローハイサイ♪)
【住所】 〒533-0032 大阪府大阪市東淀川区淡路5-11-26 ルネサンス1F
【アクセス】 阪急千里線淡路駅より徒歩6分 JR淡路駅より徒歩8分 阪急千里線下新庄駅より徒歩6分
新大阪駅より2駅
【営業時間】 月・火・木・金/10:00~22:00 土/17:00~22:00 日・祝/15:00~22:00 ※最終受付時間は当日21:00まで
【定休日】 水曜
■■□―――――――――――――――――――□■■
TOP
淡路のはりきゅう整骨院MOIKIYAです。
今回は特に捻挫の多い足の関節について詳しく書いていきたいと思います。
【足の関節の構造】
足は多くの骨や関節からなります。
骨を大きく分類すると趾節骨、中足骨、足根骨に分けられます。
趾節骨は足の指の骨の事で、末端の爪側から末節骨、中節骨、基節骨と呼びます。
母趾(第1趾)には中節骨が無く、5本の足趾で14個の骨になります。
基節骨に続くのが中足骨で5個の長骨になります。
中足骨に続くのが足根骨の内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、立方骨、その後に舟状骨、距骨、踵骨となり7個の骨になります。
この足根骨と下腿の脛骨と腓骨の遠位端で距腿関節と呼ばれる足関節を形成しています。
足は足根中足関節と横足根関節を境にして、前足部、中足部、後足部に分けられます。
足根中足関節はリスフラン関節と呼ばれ、中足骨と内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、立方骨で構成されます。
横足根関節はショパール関節と呼ばれ、踵骨と立方骨で作られる踵立方関節と、距骨と踵骨と舟状骨で作られる距踵舟関節を合わせたものをいいます。
【足アーチ(足弓)】
足の骨は足アーチ、足弓と呼ばれる土踏まずを作ります。
足アーチには内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3つがあります。
足アーチは足底腱膜や靭帯によって支持され体重の分散や衝撃の吸収などは特に内側縦アーチが重要となります。
内側縦アーチは踵骨、距骨、舟状骨、内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、第1~3中足骨で構成されます。
外側縦アーチは踵骨、立方骨、第4、5中足骨で構成されます。
横アーチは内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、立方骨、第1~5中足骨底で構成されます。
【足の筋】
足に作用する筋は下腿部から始まり足部で終わる外在筋と足部内にある内在筋に分類されます。
外在筋は屈筋支帯、伸筋支帯によって腱が骨から離れないようつなぎ止められています。
外在筋で足関節の背屈(伸展)に作用する筋に前脛骨筋、長趾伸筋、長母趾伸筋があります。
下腿の前面に位置します。
足関節背屈(伸展)の参考可動域は20°です。
外在筋で足関節の外返しに作用する筋に長腓骨筋、短腓骨筋があります。
下腿の外側に位置します。
足関節外返しの参考可動域は20°です。
外在筋で足関節の底屈(屈曲)に作用する筋に足底筋、下腿三頭筋、後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋があります。
下腿三頭筋は腓腹筋とヒラメ筋からなり、腓腹筋、後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋は足関節の内返しにも作用します。
下腿の後面に位置します。
足関節底屈(屈曲)の参考可動域は45°
足関節内返しの参考可動域は20°です。
内在筋で足趾の伸展に作用する筋に短趾伸筋、長母趾伸筋があります。
内在筋で足趾の屈曲に作用する筋に短趾屈筋、母趾外転筋、小趾外転筋、足底方形筋、虫様筋、短母趾屈筋、母趾内転筋、短小趾屈筋、小趾対立筋、底側骨間筋、背側骨間筋があります。
【足の変形】
足部の変形はさまざまなものがあり、変形が組み合わさっていることも多いです。
外反足:踵が外反している状態
内反足:踵が内反している状態
尖足:底屈(屈曲)している状態
踵足(鉤爪足):背屈(伸展)している状態
外転足:前足部が外へ向いている状態
内転足:前足部が内へ向いている状態
凹足:縦アーチ(土踏まず)が強くなっている状態
偏平足:縦アーチ(土踏まず)が低下、消失している状態
開張足:横アーチが消失し前足部が広がった状態
【骨端症】
成長期にみられる阻血性の骨壊死で多くは経過とともに骨組織が修復され再生しますが、変形を残す場合があります。
【足部の主な骨端症】
シーヴァー病:踵骨
ケーラー病:舟状骨
フライバーグ病:第2・3中足骨
足関節は捻挫の起こりやすい部位です。
東淀川区淡路でおすすめの整骨院をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。
■■□―――――――――――――――――――□■■
はりきゅう整骨院 MOIKIYA (もいきや)
【電話番号】
090-2286-8131
(ニーニーハローハイサイ♪)
【住所】
〒533-0032
大阪府大阪市東淀川区淡路5-11-26 ルネサンス1F
【アクセス】
阪急千里線淡路駅より徒歩6分
JR淡路駅より徒歩8分
阪急千里線下新庄駅より徒歩6分
新大阪駅より2駅
【営業時間】
月・火・木・金/10:00~22:00
土/17:00~22:00
日・祝/15:00~22:00
※最終受付時間は当日21:00まで
【定休日】
水曜
■■□―――――――――――――――――――□■■